「賃貸でもおしゃれな棚を付けたい!」と思ったことはありませんか?
壁に穴を開けず、簡単に取り付けられる棚がDIYで作れるとしたら、挑戦してみたくなりませんか?
今回は、賃貸OK!石膏ボード壁にも簡単に取り付けられる「壁掛け飾り棚」の作り方をご紹介します。
省スペースでおしゃれな棚をDIYしたい方、必見です!
完成のイメージ
先日の記事で、壁にペンキで色を塗る手順を紹介しましたが、その壁に合う木製の棚をDIYでつくります。

無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズのような、シンプルでおしゃれな木製の棚をDIYしました。

用意するもの
- ファルカタ材 (軽量で扱いやすい)
- ベニヤ(背板用)
- ビニール壁紙 (好きな布や包装紙でもOK)
- ペンキ (今回はミルクペイントの白色)
- 壁付け金具(賃貸でも安心な壁美人がおすすめ)
- 木工用ボンド
- ペンキを塗る道具(刷毛やローラー)
- ホッチキス(壁美人を使う場合)
- 新聞紙
- 汚れてもいい服
壁につける棚ということで、メインの材料は重量が軽いファルカタを使っています。
※以前つくった「おもちゃ箱」づくりで使用しているのもファルカタ材です。

ほとんどの材料はホームセンターで入手ですることが可能です。
壁付け金具は、初心者におすすめなのは壁美人です。ホッチキスを使って誰でも簡単に設置できます。
「石膏ボード用固定金具」と「受け金具」の2種類が必要になります。
※ただし、今回の記事で使っている金具は壁美人ではありません。無印の棚で使われているのと同じ直掛け用ロック金具です。※


DIY手順
材料のカットと下準備
- ホームセンターで材料を希望の寸法にカットしてもらいましょう。自宅に工具があれば自分でカットすることも可能です。
- ファルカタ材にはお好みのペンキを塗ります。塗装は2度塗りするとムラが出にくくなります。
DIYをするときは毎回おなじみなのですが、今回も娘が参加して一緒にペンキ塗りをしました

ちなみに今回使っているペンキは「ミルクペイント」です。
ミルクを原料として使っていて天然由来成分で安全なのと、やさしい色合いが好きなので、木に色を塗るDIYではよく使います。

意外と見落としがちですが、小口にも忘れず塗りましょう。

- 背板用のベニヤ板にはビニール壁紙やお好みの布を貼ります。壁紙用ののりや両面テープを使うと簡単です。


壁紙の場合は、柄に上下がある場合があります。
サイドにしるしがありますので、カットする前に裏面などに上下方向がわかるようにしておきましょう。

棚の組み立て
- 塗装が乾いたら、ファルカタ材を木工用ボンドで接着して箱型に組み立てます。
- 接着後はクランプで固定し、しっかり乾燥させると強度が増します。
- 背板のベニヤ板を取り付け、さらに補強のためビスで固定してもOK。

壁への取り付け
- 壁に付けるための金具を取り付けます。まずは棚の背面上部に受け金具を取り付け。金具は左右対称に設置することで安定します。

- 壁側にも金具を取り付けます。壁美人ならホッチキスでかんたんに取り付けでき、賃貸でも安心です。
- 棚を壁の金具にしっかりと引っ掛けて完成です!必要に応じて水平器でバランスを確認しましょう。

完成、その後
完成した棚は、家族の思い出の写真やお気に入りの小物を飾るのにぴったり。
我が家では、子どもたちの工作の作品を飾る場所にしました。
毎日作品を見てはほっこりとしています。
子どもたちも、何かつくると「ここに飾って!」と楽しみにするようになりました。
時々飾るアイテムを変えることで、インテリアの雰囲気も簡単に変えられるのが魅力です。


FAQ【壁掛け棚のDIYについて】
- 賃貸でも本当に大丈夫?
-
はい、壁美人のような金具を使うと、石膏ボード壁に小さな穴が開くだけで、外した後もほとんど跡が目立ちません。
- 耐荷重はどれくらい?
-
棚のサイズと金具の種類によりますが、軽量な飾りや小物を置く分には十分な強度です。取付金具に記載の耐荷重をご確認ください。
- 初心者でも作れる?
-
シンプルな構造なので、DIY初心者でも簡単に作れます!木材のカットサービスを活用するとより簡単です。

まとめ
賃貸でも壁をおしゃれに活用できる「壁掛け飾り棚」は、簡単DIYで実現可能!
シンプルなデザインでどんなインテリアにも馴染みます。
おうち時間を活用して、自分だけのオリジナル棚作りに挑戦してみてください!