マンションやアパートの壁が少し殺風景だな、棚をつけたいな、と思ったことはありませんか?
無印良品でも「壁に付けられる家具」シリーズが販売されていますが、同じようなしくみの飾り棚をDIYでつくってみましたので手順をご紹介します。
壁につけられる棚 完成のイメージ
先日の記事で、壁にペンキで色を塗る手順を紹介しましたが、その壁に合う木製の棚をDIYでつくります。
デザインはシンプルな四角、色は白、柄は花柄の棚を作ることにしました。
こちらが完成図です↓
用意するもの
・ファルカタ材 (金具をとりつけるので少し厚みがあるほうがいいです)
・ベニヤ(背板)
・ビニール壁紙 (又は、好きな布や包装紙などでも可)
・ペンキ 白色
・直掛け用ロック金具(ビス・虫ピンも。通常金具に付属してます)
・ハンマー又はコイン等硬いもの(虫ピンを壁に押し込むときに使用)
・木工用ボンド
・ペンキを塗る道具
・新聞紙
・汚れてもいい服
DIYではよく使いますが、壁につける棚ということで、メインの材料は重量が軽いファルカタを使っています。
※以前つくった「おもちゃを収納する箱」づくりで使用しているのもファルカタ材です。
ビニール壁紙(約1000円) はお仕事のルートから手配しましたが、布や好きな包装紙などでも代用できます。
他のものはホームセンターで入手しました。
直掛け用ロック金具(800円前後)というのは、石こうボードに付けることのできる金具で、こちらを使い棚を壁に固定します。
無印の棚でも同じものが使用されています。
価格:880円 |
材料の準備
まず、完成の大きさを決めます。
決めたらそれにしたがい、箱を構成する上下左右のファルカタ材と背板のベニヤの寸法を出します。(板材の厚みも考慮して慎重に寸法をだしましょう。)
寸法が決まればそのとおりにカットをします。
切る道具を持っていれば自分でカットができますが、ホームセンターでカットサービスがありますので、購入時に切ってもらうこともできます。
切ったら、ファルカタ材にペンキを塗ります。
管理人がDIYをするときは毎回おなじみなのですが、今回も娘が参加して一緒にペンキ塗りをしました
ちなみに今回使っているペンキは「ミルクペイント」です。
ミルクを原料として使っていて天然由来成分で安全なのと、やさしい色合いが好きなので、木に色を塗るDIYでは私はよく使っています。
価格:1,650円 |
意外と見落としがちですが、小口にも忘れず塗りましょう。
次に、壁紙(又は布や包装紙など)をベニヤと同じ寸法に切っておきます。
壁紙の場合は、柄に上下があるときがあります。
サイドに上下のしるしがありますので、カットする前に裏面などに上下方向がわかるようにしておきましょう。
棚の製作
材料を用意したら、棚を組み立てて壁につけるだけ、とつくるのは本当にかんたんです。
まずは、ベニヤに壁紙を両面テープやのりなどで貼っておきます。
上下の柄があるものは上下がわかるように裏の目立たないところなどにしるしをつけましょう。
そして、白くペンキで塗ったファルカタ材を上下左右に木工用ボンドでくっつけて箱型にします。
棚を壁につける
棚ができたら、壁につけるための金具をとりつけます。
金具は2つで1組になっていまして、まず横長の金具をビスで棚の裏側上部、右と左端に取り付けます。
次に、縦長の金具を壁に取り付けます。
こちらは、虫ピンをつかって石膏ボード壁にかんたんに取り付けができます。
私はハンマーを使いましたが、コインなど硬いもので押し込むだけでOKです。
2つの金具がつけ終わったら、棚につけた金具を壁の金具にひっかけて、完成です!
完成、その後
今回つくった棚は、子どもたちの工作の作品を飾る場所にしました。
毎日作品を見てはほっこりとしています。
一方子どもたちは、何かつくると「ここに飾って!」と楽しみにするようになりました。
いかがでしたでしょうか。
とってもかんたんにオリジナルの棚がつくれて、賃貸で工事ができない場合でも取り付けできますので、ぜひお試しくださいね☆