家の中でも特に悩みがちな「リビングダイニング」の家具配置。
快適な動線を確保しつつ、使いやすい空間をつくるにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、分譲マンションや建売戸建て住宅でよくある間取りを例に、最適な家具レイアウトを分かりやすくご紹介します!
※ここでは東京都及び近県(都市部)での標準的な間取りを取り上げています。

1.分譲マンションのLDレイアウト(縦長型)
このタイプは、キッチンに対して縦長のリビングダイニングで、比較的家具の配置がしやすい間取りです。

この場合、ソファとテレビの位置を決めやすく、ダイニングテーブルの配置もしやすいのが特徴。
テレビとソファの配置は、テレビコンセントの位置に合わせて変更可能です。
2.分譲マンションのLDレイアウト(正方形型)
正方形のリビングダイニングは、家具の向きを決めにくい間取りです。

このような場合は、円形のダイニングテーブルを取り入れることで、レイアウトの自由度が増します。
3.分譲マンションLDレイアウト ( 横長型)
キッチンに対して横長のリビングダイニングは、家具配置が難しいケースのひとつです。

このリビングダイニングの難しい点は、ソファとテレビを置く場所です。
1番目の例と同じように配置しようとすると、ベランダ側の窓の前や、和室の入口の前となるため、ソファもテレビも置きづらくなります。

このような場合は、ダイニングテーブルの配置を柔軟に考え、動線を確保するのがポイント。
4.建売戸建て住宅のLDレイアウト
最後に、建売の戸建て住宅でよく見る間取りをご紹介します。
コンパクトなLDでは、ソファの配置が悩みの種。
壁際ではなく部屋の中央にソファを置くことで、居心地のよい空間を作れます。

FAQ【リビングダイニングの家具配置】
- 家具の配置が決められない場合、どこから考えればいい?
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まずは大きな家具(ソファやダイニングテーブル)を配置し、その後にテレビや収納を決めるとスムーズです。
- 正方形のリビングダイニングのレイアウトのコツは?
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円形のダイニングテーブルを取り入れることで、レイアウトの自由度が上がり、配置しやすくなります。
- リビングダイニングが狭い場合の工夫は?
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コンパクトな家具を選び、動線を確保することが大切です。ソファを置く場合は、壁際ではなく中央に置くと、圧迫感を軽減できることがあります。

まとめ
リビングダイニングの家具配置を成功させるためのポイントをおさらいしましょう。
- 大きな家具から配置を決める
- 正方形のLDは円形テーブルで解決
- 横長LDは動線を意識して配置
- コンパクトなLDはソファを中央に配置
快適なリビングダイニングを作るために、ぜひ実践してみてください!