おもちゃの収納に困っていませんか?
市販の箱ではサイズが合わず、欲しいサイズの収納箱が見つからない…そんなときに役立つのがDIY!
この記事では、木材と木工用ボンドを使って、かんたんにおもちゃ箱を作る方法をご紹介します。
娘さんのままごとキッチンやリビングのインテリアにぴったりな、オリジナルのかわいいおもちゃ箱を手作りしましょう。
DIYでほしいサイズの箱をつくる
100円ショップにも収納箱はたくさんありますが、ピッタリのサイズの箱が見つからないことも。
実際、我が家では娘のままごとキッチン用に、ちょうど良いサイズの箱がなかったため、DIYで作ることにしました。少し手間はかかりますが、オリジナルデザインでインテリアにも合わせられるのが魅力です。
用意するもの
【用意するもの一覧】
- 箱の材料となる木材(今回は側面にファルカタ材、底面にベニヤを使用)
- 紙やすり(粗さが異なるセットなら使い分け可能)
- 木工用ボンド(速乾タイプがおすすめ)
- 新聞紙(作業台の保護に)
- 穴をあける道具(電動ドリルなど)
- つまみ・取手など(お好みのデザインでOK)
- 着色用塗料(塗装する場合のみ)
以下、各材料の詳細と購入先も参考にしてください。
・箱の材料となる木材
→ 今回は、側面にファルカタ材、底面にベニヤを使用しました。
→ ホームセンターで購入でき、カットサービスも利用可能です。ネットショップでも取り扱いがあります。
◆ファルカタ
→ 軽くて柔らかい木材。DIYで加工しやすく、さまざまなサイズが選べます。

◆ベニヤ
→ベニヤは厚みが色々ありますが、今回のように軽いものを入れる箱なら軽量な薄めタイプ(3~4mm厚)で十分です。

・紙やすり
→粗さが異なるものが セットになったものなら、用途に合わせて使い分け可能です。

・木工用ボンド
→「速乾」タイプを選ぶと、乾燥時間が短く作業効率がアップします。

・新聞紙
→作業中に下に敷いて、作業台を保護します。
・穴を開ける道具
→電動ドリルを使用します。一般ユーザーでも使いやすい小型モデルがホームセンターやネットショップで入手可能です。ちなみに私が使っているのはマキタのペンインパクトドライバーです。
・つまみ・取手など
→お好みのデザインを選んでください。ネットショップ、雑貨店、100円ショップなどで購入可能です。

・着色用の塗料(必要な方のみ)
→DIY愛好家に人気の「ミルクペイント」など、天然由来の塗料だとお子さまが使うものにも安心です。
材料とサイズを決める
箱のサイズ(幅×奥行き×高さ)は、設置場所に合わせて決定します。
さらに、取手やつまみを取り付ける場合は、出っ張り分も考慮する必要があります。
底面用のベニヤは「幅×奥行き」のサイズにカットし、ファルカタ材は箱全体の形に合わせてカットします。
ホームセンターのカットサービスを利用すると、正確に仕上げられます。
今回はこのような感じにカットしてもらいました。↓

ファルカタ材とは
ファルカタ材は、とても軽く加工しやすい材料です。
東南アジア産の木で、DIY用の材料として人気があります。
ただし、柔らかい分、硬いものをぶつけると傷がつきやすいので注意してください。
ファルカタは東南アジアに生育している成長の早い木で、ホームセンターなどでも販売されている為、誰でも簡単に入手する事ができる樹種です。
木材博物館
加工も容易な事からDIY用の材料としても非常に人気があります。
箱の製作~やすりがけ
カットした木材の角を中心に、紙やすりで滑らかに仕上げます。
子供が触ってもとげがなく、安全に使えるようにするための大切な工程です。

箱の製作~箱の組立て
木工用ボンドを使って、箱を組み立てます。
底面のベニヤにボンドをしっかり塗り、ファルカタ材の側面を貼り付けます。
接着が完全になるまで一晩放置すると安心です。

貼り付けの作業は、娘もやりたがったので、いっしょに作業することに。

別の面も同様の手順で貼り付けていきます。
サイドの小口にもボンドをお忘れなく。

繰り返して4面をボンドでつけます。

箱の製作~つまみの取付
翌日、箱に取り付けるための穴を電動ドリルであけ、つまみや取手を取り付けます。
今回は100円ショップで購入したお手軽なつまみを使いました。


箱の完成

塗装すればさらにかわいく仕上がりますが、このままのナチュラルな風合いも魅力です。
DIYで自分好みのサイズに作れるので、収納力もアップし大満足です♪
FAQ【おもちゃ箱DIY】
- おもちゃ箱DIYは初心者でもできますか?
-
はい、この記事では、必要な材料や手順を分かりやすく解説しているので、DIY初心者でも安心して作業に取り組むことができます。
特に、ボンドを使った組立て方法は簡単です。 - 市販の箱と比べたときのメリットは何ですか?
-
市販の箱はサイズが合わないことが多いですが、DIYなら自分好みのサイズにカスタマイズできます。
また、インテリアに合わせたデザインに仕上げられるため、部屋全体の雰囲気が向上します。 - 使用する材料はどこで購入できますか?
-
ファルカタ材やベニヤ、紙やすり、木工用ボンドなどはホームセンターやネットショップ、100円ショップで手軽に購入できます。リンク先も参考にしてください。
- DIYで作った箱は耐久性は大丈夫ですか?
-
軽いおもちゃを収納する用途なら十分な耐久性があります。
ただし、材料の特性上、硬いものを衝突させると傷がつく場合があるため、使用目的に応じた材料選びが大切です。
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