リビングにソファを配置するとき、どこに置いたらいいのかな、と悩んだことはありませんか?
今回は、リビングにソファを配置する方法を5つ紹介したいと思います。
代表的なソファの置き方
リビングルームのソファの置き方で、代表的なものを5つあげてみます。
- 壁際に配置
- L字型に配置
- 中央に配置
- 窓際に配置
- 対面配置
それでは一つ一つ見ていきましょう。
壁際に配置
部屋の壁際にソファを置く方法です。
多くの方におなじみの、一般的な配置になるかと思います。
メリット
- 部屋が広く見える
- 狭い部屋でも配置しやすい
- 背面の壁にアートを飾るなど、個性あるインテリアをつくりやすい
デメリット
- 壁がある場所限定なので、置く場所が限られる
- テレビが見やすい位置にソファを置けるとは限らない
解説
壁のある所にソファを置けばいいということで、メリットとしては、難しいことは考えずに配置しやすい点と、スペースを効率的に使うことができ、部屋が広く見える点があげられます。
また、ソファの後ろの壁にアートを飾ったり、アクセントウォールにしてみたり、自分らしい個性あるインテリアをつくりやすいのも特徴です。
一方デメリットとしては、壁が少ない、ドアや窓が多いなど、お部屋によってはソファを置く場所が限られてしまう点と、テレビを置く位置の正面に壁がない場合など、テレビが見やすい位置にソファが置けるとは限らない点があります。
L字型に配置
ソファをL字型に配置する方法です。
下記の例では、部屋のコーナーにL字型ソファを配置しています。
メリット
- 複数人で使う場合も、1人でゆっくり過ごしたい場合も、どちらにもおすすめの配置
- デッドスペースになりがちな部屋のコーナーや隅も有効利用することができる
デメリット
- ソファの設置スペースが大きくなる傾向があるので狭い部屋には不向き
解説
この配置にすると、ソファを大勢で使うだけでなく、1人でリラックスしたいという場合にも、落ち着くスペースをつくることができます。
また、ソファを部屋の角の配置すれば、デッドスペースになりがちな部屋のコーナーや隅を有効活用することもできます。
一方でデメリットは、L字型ソファ、又はいくつかのソファを組み合わせてL字にする場合、どちらにしてもソファの設置スペースが大きくなりがちなため、狭い部屋には難しい配置となる点があります。
中央に配置
部屋の中央にソファを置く方法です。
上手に配置するととても使いやすい空間にできる配置でもあります。
メリット
- LD空間をソファで区切るように配置することで、リビング・ダイニングともに居心地よく使うことができる
- ソファからテレビを見やすくしたいときにおすすめの配置
デメリット
- ダイニングテーブルからテレビが見やすくなるとはかぎらない
- 狭い部屋には不向きな配置
解説
こちらは、一定の広さ以上あるリビングダイニングにおすすめの配置になります。
部屋の真ん中にソファを配置して、ソファの正面側をリビングスペースに、後ろ側をダイニングスペースにするのが一般的です。
この配置のメリットは、ソファからテレビを見やすいレイアウトにできる点にあります。
テレビを見ながらゆっくり過ごす時間を重視したい方におすすめです。
またソファを境に、部屋を2つの使いやすい空間に区切ることができるため、「部屋が広すぎて落ち着かない」「家具の配置がしづらい」という悩みも解決できます。
一方で注意点としては、必ずしもダイニングテーブルの席に着いた状態で、全員がテレビを見やすくなるとは限りません。
テレビを見ながら食事をしたい方は、ダイニングテーブルの位置や向きも合わせて検討してみましょう。
窓際に配置
ソファを窓際に配置する方法です。
窓際にソファを配置することで、自然光を取り入れつつ、開放感のある雰囲気を作ることができます。
窓際なので観葉植物も置きやすく、居心地の良いスペースを演出できます。
メリット
- 自然光が入り、明るく開放感のあるリビングスペースにできる
- 観葉植物などのグリーンを置きやすい
デメリット
- 紫外線によりソファの劣化が進みやすい
- 窓の前がふさがってしまう
- 隣家と距離が近い場合は、目線を遮る対策が必要になる場合もある
解説
窓の前にソファを配置すると、自然光が入り、明るくて開放感のある、気持ちの良い雰囲気のリビングスペースをつくることができます。
光の入り方によっては、昼間は照明をつける必要がない、というくらい明るいお部屋もあることでしょう。
日当たりがよければ観葉植物なども育てやすく、インテリアとしても居心地のよい空間の演出になります。
一方で、ソファに紫外線があたることにより、布・革・木、どの素材も劣化が早く進むこととなります。
また、隣の家と距離が近い場合などは目線が気になるということもあるかもしれません。
どちらの場合も、気になるときにはレースのカーテンやブラインドなど、直射日光や目線を遮る工夫が必要です。
窓の前がソファでふさがってしまうため、ベランダに出入りするような掃き出し窓の前に配置するときは注意をしましょう。
対面配置
2つのソファを向かい合わせて配置する方法です。
ソファを向かい合わせにすることで、会話がしやすいリビングになります。
この配置は、普段来客が多いご家庭に特におすすめです。
メリット
- 会話がしやすい
- 大勢が座れる
- 出入りがしやすい
デメリット
- 広いスペースが必要なので狭い部屋には向かない
- ソファの購入予算が多めに必要
- 来客や家族が少ない場合は、無駄なスペースとなってしまう
解説
ソファを対面で配置すると、会話がしやすくコミュニケーションがとりやすい空間をつくることができます。
大勢で過ごす場合に特に向いている配置になるので、普段来客が多いご家庭に特におすすめです。
広めのスペースにゆったりと配置する必要がありますので、狭いお部屋には不向きですが、上手く配置ができれば、大勢で座っても出入りもしやすく、『人』がメインとなるようなリビング空間をつくりたい場合は、まず検討したい配置です。
ソファ2台を購入するため、予算が多めに必要なのと、「来客が少なく」「家族も2人」などのご家庭だと、宝の持ち腐れ状態で、無駄なスペースになりがちですので注意しましょう。
おすすめの配置はどれ?
5つのソファの配置でおすすめなのは・・・
狭い部屋におすすめの配置
狭い部屋なら『壁際に配置』がおすすめ。
どんな部屋にも万能な配置『壁際に配置』ですが、特に、狭い部屋でも無理なくソファを置きやすくておすすめなのが、こちらの配置方法になります。
狭い部屋に置くポイントとしては『大きすぎない、適正な大きさのソファを選ぶこと』くらいでしょう。
広い部屋におすすめの配置
広めの部屋なら『中央に配置』がおすすめです。
先ほどのように、ソファを『壁際に配置』するのは、どの部屋にも配置しやすく万能型ではあるのですが、部屋の広さによっては、スペースが余りすぎてしまったり、テレビとの距離が遠かったり、なんとなく居心地が良くないということもあります。
そんなときは、真ん中にソファを配置してみると、使いやすい2つの空間に分けられるので、居心地が良くなり、部屋のまとまりもでやすいです。
広さに余裕のあるリビングダイニングの場合は、真ん中にソファを置いてみたらどうかな?とぜひ一度考えてみてください。
まとめ
ソファの配置方法を5つ紹介しましたがいかがでしたか?
部屋の使い方は、部屋の大きさや形、家族の人数、年代、趣味、など様々な条件で変わってくると思いますので、一概にこれ、と決めるのは難しいですが、ぜひ『壁際に置く』以外の選択肢も検討して、心地よいリビング空間をつくってみてくださいね☆