賃貸住宅に住んでいると、 部屋も広くなく収納も少なく、かといって賃貸のためリフォームできるわけでなく、 モノが多いのにしまう場所がない・・・と悩むこと、ありますよね。
そんなときにおすすめ!DIY好きの方にはおなじみの「ディアウォール」を使って、かんたんな棚の作り方をご紹介します。
ディアウォールとは?
最近ネットやテレビでも話題なのでご存知の方も多いと思いますが、 「ディアウォール」とは、 工具など使うことなく木の柱を立てることができる部品のことです。
その柱に棚をつけたりフックをつけたり板壁にしてみたり、とアイディア次第で色んなことができます。
賃貸に住んでいて工事ができないから・・・と思っていた方にはとてもありがたい商品ですね。
デッドスペースに棚をつくりたい
さて、今回は以下のような 洗面台と洗濯パンの間にある、ほんの30cmほどのすき間に、ディアウォールを使って簡単なオープン棚を作ってみたいと思います。
完成のイメージ
棚が6段ある、こんなオープン棚を作ります。
用意するもの
・ディアウォール 1組
・ディアウォール ジョイント 1つ
・柱にする2×4材 (天井高さ – 4.5cmになるように。2本に分けてもOK)
・棚板にする 1×4材 必要な大きさ・枚数だけ
・棚板を取り付けるブラケット 棚板と同数
・ビス
・電動ドリル 又は ドライバー
棚作りの準備
まずは設置面の天井高さを測ります。
2m20cmでしたので、これをメモ。
次に棚板の数と幅を決めます。
今回は幅30cmの棚板を6段作ることにしたので、これもメモしてホームセンターへ!
材料の買出し
ディアウォールは2x4 (ツーバイフォー:2×4インチの寸法の材料という意味です) 材にはめることができる部品なので、柱は2x4材です。
棚板は厚みが半分の1×(ワンバイ)材にしました。
材料を選んだら寸法どおりにカットをしてもらいます。
柱の長さは、天井高さから4.5cm短い長さにします。
ディアウォールの箱にも記載がありますので、材料をカットする前に確認してみてくださいね。
もちろん、ディアウォールや棚受けを買うのも忘れずに!
私の行ったホームセンターでは特設コーナーがありました。
ジョイントをつける
さて、今回棚を設置する場所の天井高さ2m20cmに対し、販売されていた6フィート(1m82cm)では柱の長さが足りないので、 ジョイントを使って継ぎ足しをします。
ディアウォール専用のジョイントを説明書どおりにビス止めしていきます。
ディアウォールで柱を立てる
ジョイントで継ぎ足しができたら、柱の上下にディアウォールをはめて設置場所へ立てます。
部品の中にバネが入っているので柱を少し斜めにして奥に押し込むようにすると、かんたんに柱が立ちます。
脚立なども使わなくてよいので、かんたんですね。
棚板をつける
柱に棚板を取り付けていきます。
実はこの作業、柱を立てる前にしたほうが作業が楽だったと後から気づきました・・・
現場へ出て作業している父がいつも『現場は段取り8分!』と言っていた言葉が鮮明によみがえります。
皆さんはぜひ先に棚板をつけてください。
完成!
すべての棚板をつけ終わったら完成です。
ここに、イケアで買ったプラスチックの箱を並べてみました。
中は薬や絆創膏などが入っていてラベリングをしてわかりやすいようになってます。
オープン棚ですが、見た目にも少しすっきりとしたすき間収納の完成です♪
いかがでしたか?
かんたんなので、ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね☆