分譲マンションや建売住宅に必ずと言っていいほどついている、リビングダイニング続き間の和室。
普段、この和室についてご相談を受けることが非常に多いです。
「どう使うのが正解ですか？」「うまく使えないです」「ほかの方はどう使ってますか？」「荷物置きになってますがどうしたらいいでしょう」などといったものですが、皆さん悩まれているのだなぁと、いつも思っています。
今回は、＜リビングダイニング続き間の和室＞の使い方のヒントをいくつかご紹介します。
フリースペースとして使う
これと決めずに、フリースペースとしている、という方はとても多いです。
特に小さなお子様のいるファミリー層では、子供の遊び場としている、という声が多く聞かれます。
そのようなフリースペースとする場合は、
収納家具を置いてみることをおすすめします。
収納場所も増えるので実用的にも◎、小物などを飾る場所もでき、見た目にも◎です。
格子状デザインの家具を選ぶと、和にも洋にもうまくなじむのでおすすめです。
上記事例では、和モダンデザインのテレビ台を活用することにしました。
寝室がわりに使う
「ここで寝ています」という方も意外といらっしゃいます。
寝室などの個室があるにもかかわらず、「畳で寝るのが好きだから」「広いから」「冬はこちらのほうが温かいから」など理由は様々ですが、割とよく聞くケースです。
布団を敷いて寝る場合、押入れから布団の出し入れを毎日すると思いますが、ふすまは間口の半分しか開かないため、意外と出し入れがしづらいと思います。そんな時は
ふすまを外してロールスクリーンを取り付けると、布団の出し入れが劇的にしやすくなります。
ロールスクリーンは、ふすまを外した後、建具枠に取り付けます
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ワークスペースとして使う
ウィズコロナ時代、自宅にも在宅ワークスペースが必要という方は多いと思います。
リビングが手狭な場合は、和室にワークスペースをつくってみましょう。
座椅子+ローテーブルで作業するスタイルは、家具の高さが低くおさえられるため、部屋が狭く見えません。
出展：UR くらしのカレッジ
床に座るスタイルは腰痛が心配…という方は、デスク+椅子を置いてみましょう。
シンプルな北欧スタイルは和室との相性も良くおすすめです。
出展：goodroom journal
押入れ秘密基地をつくり子どもの遊び場にする
押入れを「秘密基地」に改造して、部屋まるごと子供の遊び場にしてみましょう。
幼児～小学校低学年くらいのお子さまがいれば、家遊びも楽しくなります。
過去に手がけた押入れ秘密基地の事例解説です↓
まとめ
リビングダイニング続き間の和室の使い方のヒント、まとめです。
フリースペースとして使う
寝室がわりに使う
ワークスペースとして使う
押入れ秘密基地をつくり子どもの遊び場にする
いかがでしたか？ ピンとくるアイディアがあればぜひ試してみてくださいね！
