家や仕事場で、必要なものを「探す」ことがあると思います。
どのくらいの頻度で探しますか?
「しょっちゅうモノをなくしてしまって…」
「いつも何かを探している…」
という片付け下手な方は必見です!
平均1日5分以上モノを探している方は要注意
1日5分、モノを探しているとします。
これを1年に換算すると、
5分×365日 = 1825 分 = 約30.4 時間
1日あたりはたった5分でも、1年間でおおよそ30時間以上。
つまり、1年のうち丸1日以上は探し物に時間を費やしていることになります!
10年間で約304時間 = 約12日。
30年間で約912時間 = 約38日、つまり1か月以上です!
探し物だけでこれだけの時間を無駄にしたくない方は、今すぐ「整理」を考えてみませんか?
「整理」の基本ルールは2つ
「収納」に関するアイディアやグッズは世の中にあふれているかと思いますが、モノを探し回ることなくスッキリと片づけるには、まず「整理」することが必須です。
それが難しくて、とお思いの方!
ルールはかんたん、たった2つだけです。
・アイテムの数を決める
・しまう場所を決める
具体的な方法をみていきましょう。
ルール1:アイテムの数を決める
断捨離、ミニマリスト、などの言葉を聞いたことがあるかと思います。
これらはおおまかには「モノを捨てること」を主張しています。
たしかにその通りでも、捨てることが難しい場合や、悩んでしまって先に進めないときなどもありますよね。
私自身も、ミニマリストとは真逆のような人間で、むやみにモノを捨てることができません。
そんな場合は「アイテムの数」を決めてみましょう。
”数を決める”と決心すると、不思議と本当に必要なものを選ぶことができるようになります。
アイテムの数の決め方
必要な数量を考えてみたり、収納するスペースに入る数量に決めたり、という方法で1つ1つ決めていくわけですが、もし難しいと感じる場合、おすすめの方法は、
全部だして必要なものを戻す
です。例えば引出の中の整理なら。
まずすべてを出してみる。
↓
必要なものを引出に戻していく。
↓
不要なものは捨てる。
↓
迷ったものは、「迷っているものBOX」に放り込む。
という具合です。
この方法だと、自然にそのスペースにちょうどいい分量が分かってくると思います。
ルール2:しまう場所を決める
すべてのモノをしまう場所を決める。
モノの住所を決める。
これらを徹底していくと、何かを探す時間は劇的に減っていきます。
このとき、本当にすべてのモノに場所を決めましょう。
子どもの学校のプリントは?
子どもが描いた絵は?
お弁当についてきた割りばしは?
体温計は?
薬は?
どこにしまったらいいかわからないものがあると、あっという間に散らかっていきます。
家族の間でも同じ考えを共有するように、よく話し合っておきましょう。
しまう場所の決め方
基本は、
使う場所に使うものを収納
が使い勝手的には良いと思います。
ただし、場合によっては、
同じ種類は同じ場所に収納
という考え方もあります。
例えば、紙類はすべてここ、布系はすべてここ、などです。
ご自分の家で使いやすいルールを決めてください!
まとめ
探し物で時間を無駄にしない「整理」のコツ、まとめです。
「整理」のルールは、アイテムの数としまう場所を決めること。
アイテムの数を決められない場合は、全部出して必要なものを戻す方法が便利。
モノをしまう場所は、「使う場所に使うものを収納」または「同じ種類は同じ場所に収納」で考える。
いかがでしたでしょうか。
時間を無駄にしないための「整理」ぜひお試しください!