大人なら問題なく使える家具でも赤ちゃんや子どもにとってはそうではない場合がしばしばあります。
使い勝手が悪い、怪我をする恐れがある、すぐに汚してしまう、など。
赤ちゃんから歩き回る子どもへの成長期に使うダイニングテーブルを選ぶコツをご紹介します。
おすすめのテーブルの形
天板の角や脚が丸いもの、とがっていないものを選びましょう。
角や脚が丸ければ、万一赤ちゃんが接触した場合でも、流血するほどのケガは避けられることが多いので安心です。
特におすすめのテーブルの脚
子どもの安全面を重視する場合に特におすすめなのは、
脚が天板の角から引っ込んでいないタイプのテーブルです。
子どもが立って歩き始める1歳前後の身長は、平均で75cm前後と言われています。
そのため1歳よりも大きな子がテーブルの角あたりで立ち上がると、ダイニングテーブル*に頭をぶつけてしまいます。
もし選べるようなら「脚が引っ込んでいないタイプ」のテーブルを選ぶと頭をぶつけてケガをする危険も少なく安心です。
*日本ではダイニングテーブルの高さ70~75cmが主流
おすすめのテーブルの素材
子どもと食事をすると食べこぼしも多く、汚れやシミなどが気になると思います。
特にテーブルはさっと拭きやすい、お手入れが楽なものを選びたいところです。
おすすめ1:メラミン製
「メラミン」はプラスチックの一種で、熱や傷にも比較的強く、汚れてもさっと拭きとりやすいお手入れが楽な素材です。
「プラスチック」と聞いて思い浮かぶ、いわゆる「ツルツルした素材」になります。
しかしながら、市場に出回っているテーブルは木製のほうが多いため、選ぶ選択肢は少なめ、なおかつ価格も木製より少々高い傾向があります。
メラミンのメリット
- 汚れを拭きやすい
- 熱に強い
- 傷に強い
メラミンのデメリット
- 製品の数は少ない
- 価格は木製より高い傾向
おすすめ2:木製 ウレタン塗装
ダイニングテーブルの天板は木製のタイプがとても多いです。
木製テーブルのお手入れを楽にしたいときに注目してほしいのが、仕上げ塗装の種類。
お手入れ重視の場合「ウレタン塗装」仕上げを選ぶのがおすすめです。
水などがこぼれても、さっと拭くだけで簡単にお手入れできますし、特別なメンテナンスも必要ありません。
ただし、固いものなどで強い衝撃を与えると傷や凹みは出来てしまい、修復はできません。
また、日々の水拭きなどで少しづつ摩耗していくので、長い目で見ると永遠に効果が続くというわけではありません。
木製ウレタン塗装のメリット
- 汚れを拭きやすい
- 水に強い
- メンテナンス不要
木製ウレタン塗装のデメリット
- 強い衝撃では傷や凹みが出来て修復できない
- 熱や化学薬品に弱い
まとめ
赤ちゃんから歩き回る子どもへの成長期のお子さんと一緒に使うダイニングテーブルは
- 天板の角や脚が丸いもの
- 脚が天板の角から引っ込んでいないもの
- 素材はメラミン製又は木製ウレタン塗装仕上げ
がおすすめです。