【移動式キッズハンガー収納のつくり方】デッドスペースを有効活用

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移動式キッズハンガー収納のつくり方
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ウォークインクローゼット内部のデッドスペースを活用できないかと思い、子どもの服をしまえる「キッズハンガー収納」をDIYでつくってみましたのでつくり方の手順をご紹介します。

普段のお洗濯のルーティーン「洗濯→干す→たたむ→しまう」が少しでも楽になるように、「かける収納」としてつくっています。

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目次

完成のイメージ

今回つくりたいと思ったのは、ウォークインクローゼット内に置ける大きさの、子供用クローゼット「ハンガー掛けタイプ」キャスター付きです。

出し入れは毎日なので、扉はつけずにオープンのタイプにして、せっかくですからかわいらしい見た目になればいいな、と考えました。

お掃除もしやすく、かんたんに場所移動もできるようにキャスター付きにしました。

用意するもの

用意するもの一覧

・シナランバー
・ベニヤ
・アクセントとして貼る輸入壁紙など
・ポール
・ポールをとおすブラケット×2
・キャスター×4
・小口テープ
・ビス
・電動ドリル
・両面テープまたはのり


以下詳細です。

シナランバー(上下左右の4面の板)
 
 →厚みがあり強度もありますが、反りにくく他の木材よりも軽めで扱いやすい材料のため、DIYでもよく使われます。塗装しないでそのまま使うことも可能です。

 →ホームセンターで購入できます。有料ですがその場でカットもしてもらえて便利です。ネットショップでも希望の寸法にカットしてから送ってもらえるショップもありますので、近くにホームセンターがない方にはおすすめです。


ベニヤ(背板:正面から見たときに一番奥に見える面)

 →こちらもホームセンターかネットショップで購入します。


アクセントとして貼る輸入壁紙(又は、好きな布や包装紙などでも可)

 →今回の例では、たまたま持っていた輸入壁紙を使いましたが、布でも包装紙でもなんでもかまいません。
 
 →何も貼らないでそのまま仕上げたい場合は、背板のベニヤは節などなくきれいなものを選びましょう。


ポール

 →ハンガーをかけるポールです。ホームセンターかネットショップで購入してカットしてもらいましょう。

 →直径3cm前後がおすすめです。手持ちのハンガーでもサイズを確認するといいでしょう。


ポールを通すブラケット×2

 →パイプの寸法に合うものを購入しましょう。



キャスター×4

 →キャスターには「耐荷重」が設定されていますので、必ずチェックしましょう。板の重さと中に収納するものを合わせた重さに耐えられるかどうかを確認します。



小口テープ

 →シナランバーの切り口が気になる場合は同材の小口テープを貼るときれいに仕上がります。シナランバーと一緒に購入しておきましょう



ビス

 →ホームセンターへ行くとたくさんの種類のビスが売っていて迷うかもしれませんが、今回くらいのかんたんな木製収納をつくるときは、木材用の細めのビスがおすすめです。あまり太いものだと、ビスを打った時に木割れがおこることがあります。


電動ドリル

 →厚みがある板をあつかうときは電動ドリルを使うと便利です。なければキリで穴をあけてからプラスドライバーにてビス止めをします。

 →私が最近愛用しているのは、下記のマキタのペンインパクトドライバです。工事現場でも同じものを使っている職人さんをたまに見かけます。小さくて軽いので持ちやすく、どなたでも使いやすいです。

両面テープまたはのり

 →輸入壁紙をベニヤに貼るときに使います。

◆今回は、収納本体の材料にシナランバーを選びましたが、他の木材を使っても大丈夫です。
ホームセンターにも色々な種類が売っていますし、ネットショップでも専門店なら詳しい解説付きで販売しています。

ネットショップで購入する際は、カットや加工などのオプションが申し込めて丁寧な対応をしてもらえる専門店を選ぶと安心です。

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材料の準備

材料の準備です。

購入する前に、まず完成の大きさを決めます。

決めたらそれにしたがって、箱を構成する上下左右の板材シナランバーと背板のベニヤの寸法を出します。(板材の厚みも考慮して慎重に寸法をだしましょう。)

寸法まで決まったら購入。

購入後寸法通りにカットをします。今回はホームセンターで板を購入した際にカットをしてもらいました。

ハンガーをかけるポールも、購入したら決めた寸法通りにカットをします。

こちらも購入の際にホームセンターでカットをしてもらえますが、材質によってはカット不可のものもありますので、注意が必要です。

心配な場合は、カットできるものか店員さんに教えてもらいましょう。

今回は、収納の奥に見える面にアクセントとして輸入壁紙を貼ることにしました。
壁紙でなくても、気に入った柄の布地や包装紙などでも大丈夫なので、何か好きな材料を用意して、ベニヤと同じ寸法に切っておきます。

製作

材料を用意したら、つくるのは意外とかんたんです。

まずは、ベニヤに輸入壁紙を両面テープやのりなどで貼っておきます。

次に、天板(完成した時に一番上になる板)の裏面に、ポールをとりつけるブラケット2つを適度な間隔で取り付けます。

実は、今回私が使ったのは「中間ブラケット」で、本来端っこにつける「エンドブラケット」ではありません。

エンドブラケットはポールの長さに対しきっちり寸法をきめてとりつける位置をださなければなりませんが、中間ブラケットの場合はポールが左右に動きますので、そこまできっちり取り付けなくても大丈夫(初心者でも難しくない)、という理由でこのようにしました。

あくまでも、「DIYとしての方法」として参考になさってください。

ブラケットをつけたら、ポールを通します。

ポールを通したら、上下左右の板をビスで留めて箱にしていきます。

上下左右をとめたら、背板(正面から見たときに一番奥に見える面)のベニヤもビスでとめて、箱を上下ひっくりかえし、底面にキャスターをとりつけます。

キャスターがつけ終わったら、完成です。

とてもかわいい印象のキッズ収納ができました。

ウォークインクローゼットの中も華やぎそうです!

完成、その後

小口(正面から見たときの板の断面部分)が気になりましたので、同じ材料の小口テープを買って貼りました。

そして、お洋服をかけた様子がこちら。

我が家は娘2人のため、ハンガーの色をピンクと白にして2人のお洋服をわけました。これで、子どもでもパパでもわかりやすくなります。

このキッズハンガーを、ウォークインクローゼットのパパのスーツやワイシャツなどがかかっている下に置いて使っています。

家事は時短、空間は有効活用、移動式でお掃除もしやすく、といいことたくさんです。

ぜひお試しください♪

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