布製ソファは汚れが目立ちやすく、お手入れが大変そう…と敬遠されがちですが、正しい方法を知っていれば恐れる必要はありません。
「汚れるのが嫌だから布製ソファはやめておこう」と思う前に、正しいお手入れ方法を知って、長く快適に使っていきましょう。

ソファは洗える?
よくいただく質問ですが、結論から言うと、ソファは基本的に洗えません。
布製・革製に関わらず、ソファ全体を丸洗いすることは難しいと考えておくべきです。
ただし、カバーの洗濯や部分的な拭き掃除・シミ抜きといった方法で十分きれいに保つことができます。
普段のお手入れ方法

日常的にサッと拭く習慣をつけることで、汚れやニオイを防止できます。
- 固く絞った布で拭き掃除をするだけでOK。
- クッションのすき間にゴミが溜まりやすいので、こまめに掃除機をかけましょう。
- クッションが外せる場合は、外した部分にも掃除機をあてると効果的。
定期的なお手入れ
- カバーが外せるタイプなら、時々洗濯をしましょう。
- 長く使いたいソファの場合は、同じカバーを2枚購入して「洗い替え用」にするのがおすすめ。
- カバーがないタイプのソファには、市販の「マルチカバー」を使う方法もあります。どちらも洗濯可能で、お手入れのハードルがぐっと下がります。
- 伸びる素材でぴったりフィットさせるタイプ
- 上からふんわりかぶせるブランケットタイプ


お手入れを簡単にする工夫
「カバーを外して洗うのが面倒…」という場合は、上からかぶせるマルチカバーが便利。
- 洗濯機で丸洗いできて、乾いたらまたかぶせるだけ。
- ファスナータイプよりも手軽で、日常的に使いやすい。
忙しい方や子育て中のご家庭にもおすすめです。

シミが付いてしまったときの対処法
布製ソファにシミが付いた場合は、布専用のシミ抜き剤を使って部分的にケアしましょう。
おすすめはドイツの「Dr. Beckmann(ドクターベックマン)」のカーペットステインリムーバー。
- カーペット用とありますが、布製品全般に使えます。
- ペットのニオイを抑える効果もあり。
道具と方法を知っていれば、シミも怖くありません。

ダニ対策もしっかりと!
布製ソファは、寝具と同じようにダニ対策も重要です。
ダニ対策の手順
- 掃除機をこまめにかける
- カバーがある場合は、定期的に洗濯する
- クッションが外せるなら時々日干しする
- 必要に応じて「ダニ取りシート」を設置
我が家では「ダニ捕りロボ」をソファやベッド下に設置して、定期的に交換しています。
FAQ【布製ソファについて】
- ソファ全体を洗うことはできますか?
-
基本的に洗えません。カバーや表面の部分的なお手入れで対応しましょう。
- ソファにダニがいるか不安です。
-
寝具と同じく、掃除や日干し、ダニ取りシートで対策可能です。
- ソファのカバーを洗う頻度は?
-
月1回〜季節ごとが目安。汚れやすい家庭ではもう少しこまめに洗うのがおすすめです。
- マルチカバーと専用カバー、どちらが使いやすい?
-
マルチカバーは洗いやすく着脱も楽なので、手軽さを重視する方にはおすすめです。

まとめ
布製ソファは正しくお手入れすれば、長く快適に使えます。
- 丸洗いはできないが、拭き掃除やカバー洗濯で清潔を保てる
- マルチカバーで手軽に洗濯&気軽に模様替えも
- シミ抜きやダニ対策も簡単な方法で実践可能
「汚れそうだからやめておこう」ではなく、正しいお手入れで快適に使えるソファを、ぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね。