【子ども部屋づくりのコツ】兄弟で使う部屋のレイアウト手順を解説!

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【子ども部屋づくりのコツ】兄弟で使う部屋のレイアウト手順を解説!
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子ども部屋を兄弟や姉妹で共有する場合、レイアウトや収納に工夫が必要になります。
限られたスペースの中で、個々のスペースを確保しながら、機能的で快適な部屋をつくるためのポイントをご紹介します。

※お子さん1人で使う子ども部屋づくりについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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目次

まずは「部屋の方針」を決めよう

子ども部屋のレイアウトを考える際、最初に決めておきたいのが「どんな共有スタイルにするか」という部屋の方針です。
兄弟姉妹の性別や年齢、部屋の広さに応じて適切なスタイルを選びましょう。

完全に共有するタイプ

ベッドや机を並べるなど、部屋を完全に共有するタイプは空間を最大限に活用できます。
同性の兄弟姉妹や、まだ年が幼い場合におすすめです。

将来的に仕切れるようにするタイプ

今は共有しているけど将来的に仕切れるようにするなど、それぞれのスペースをしっかり分けて配置することで、自立心やプライバシーも保てます。
思春期を迎える兄弟や異性の組み合わせにおすすめ。

ミックスタイプ(部分共有)

机は離すけど寝る場所は隣同士でもOKなど、柔軟な使い方です。
狭い部屋やライフスタイルの違いに対応しやすいスタイルになります。

寝る方法を決める:ベッド or 布団?

方針が決まったら、次に考えるのは「寝る方法」。
この選択が、その後の家具配置の順番を左右します。

ベッドを使う場合

最初にベッドの配置を決め、その後に机や収納を考えましょう。
ベッドは二段ベッドにするか、シングルベッドを並べるかを決める必要があります。
最初に決めた方針により、どちらがよいか決めましょう。

布団を敷く場合

布団は空いたスペースに敷けるので、机や収納を優先して配置していきましょう。

大きな家具から順に配置しよう

子ども部屋のレイアウトで大切なのは、「大きな家具から順に配置していく」ことです。
後回しにすると、必要な動線が確保できなかったり、バランスが悪くなることも。

ベッドの配置ポイント

ベッドは子ども部屋の中でも特にスペースを取る大型家具。
配置によって、部屋の動線や使い勝手が大きく変わります。
安全性や快適性を考慮して、最適な位置を検討しましょう。

  • できるだけ窓際を避けたほうがよい。寒暖差や安全性に配慮。
  • 二段ベッドは省スペースに有効。ただし、上段の使用は6歳以上を目安に。
  • シングルベッドを並べる場合は、間に収納や仕切りを入れると◎

机の配置ポイント

勉強に集中できる環境をつくるには、机のレイアウトが重要です。
兄弟で並べて使うか、それぞれ離して設置するかなど、関係性や部屋の広さに合わせた配置を考えましょう。

  • 並べる or 向かい合う or 離す:部屋の方針により決定。兄弟の関係性や部屋の形状も考慮。
  • 間仕切り家具や棚でスペースを区切ると集中力UP。
  • 壁向き配置が基本。視線がぶつからない工夫も大切です。

収納家具の配置

収納は共有するものと個別に分けるもののバランスが大切です。
子どもたちが自分で管理しやすく、取り出しやすい場所に設置することで、自然と整理整頓の習慣も身につきます。

  • 共有収納と個別収納を分ける
  • 取り出しやすさを意識
  • ボックスやラベルで分かりやすく整理

レイアウトに迷ったときの工夫

難しい形の部屋や、壁面が少ない部屋でもあきらめないで。
少しの工夫で空間を上手に活かせます。

オープン棚でゆるく仕切る

仕切りたいけれど、完全に壁のように分けたくはない——そんなときに活躍するのがオープン棚です。
圧迫感なく空間を緩やかに区切りながら、収納も兼ねられるので一石二鳥です。

ロールスクリーンで必要なときだけ仕切る

兄弟げんかや集中したいタイミングだけ空間を仕切りたい…そんな場合にはロールスクリーンが便利。
使うときだけ下ろせる柔軟な仕切りです。
天井付けにすれば圧迫感もなく、必要なときだけ使うなどフレキシブルな対応が可能。

トール棚で壁を作る

変形部屋などで壁面が少ない場合、家具で壁を「つくる」という発想が役立ちます。
あるお客様の事例では、変形部屋にトール棚を設置して壁のように使い、机を配置することで、壁がない悩みを解消できました。

照明の工夫

子ども部屋で快適に過ごすには、照明の明るさや配置もとても重要です。
勉強するとき、くつろぐとき、寝るとき——シーンに応じた照明計画で、空間の使い勝手が大きく変わります。

  • 天井照明はスポットライトを選ぶと、家具配置の変更にも対応できて便利
  • 机には個別にデスクライトを設置
  • 夜用にやさしい光のナイトライトを追加すると更に安心

小物で個性を出す

最後の仕上げは、お子さんそれぞれの「自分らしさ」を演出する小物たち。

  • テーマカラーをそれぞれ変えてみる
  • ラグを敷いて居心地を良くする
  • 棚を設置してお気に入りの雑貨を飾る

FAQ【2人以上で使う子ども部屋について】

二段ベッドとシングルベッド、どちらが良い?

部屋の広さや年齢によります。狭い部屋なら二段ベッド、プライベート重視ならシングルベッドがおすすめです。

子ども同士のケンカを防ぐには?

収納や机を個別に分け、空間に「自分の居場所」があることが大切です。

仕切りたいけど圧迫感が気になる…

オープン棚やロールスクリーンなど、柔らかく仕切る方法がおすすめです。

成長したらどうする?

間仕切りを追加する、机の向きを変えるなどレイアウト変更で対応可能です。

まとめ

  • まずは部屋の方針を決める(共有 or 分割 or ミックス)
  • 寝る方法(ベッドor布団)で家具配置の流れが変わる
  • 大きな家具から配置して失敗を防ぐ
  • レイアウトの悩みは、仕切りと収納の工夫で解決できる
  • 子どもが成長しても対応できる柔軟な空間設計を意識

兄弟姉妹が気持ちよく、長く使える子ども部屋づくりの参考になれば幸いです。

【子ども部屋づくりのコツ】兄弟で使う部屋のレイアウト手順を解説!

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