毎日の暮らしの中で、スマホや鍵、書類などを探す時間が積み重なると、意外と膨大な時間を消費してしまいます。
「ちょっと探すだけ」と思っていても、1年、10年、30年と、考えたら驚くほどの時間に…。
無駄な探し物の時間を減らして、もっと有意義に過ごすための方法をご紹介します。
探し物の時間が積み重なると…

家や職場で、「あれ、どこに置いたっけ?」と探し物をすることはありませんか?
探し物をする時間は、意識しないうちにどんどん積み重なっていきます。
ちょっとした時間のロスが、実は大きな無駄になっていることも。
日々の探し物を減らすだけで、もっと快適に過ごせるはずです。
1日5分、モノを探しているとします。これを1年に換算すると、
✅5分×365日 = 1825 分 = 約30.4 時間
1日あたりはたった5分でも、1年間でおおよそ30時間以上。
つまり、1年のうち丸1日以上は探し物に時間を費やしていることになります!
✅ 10年間で約304時間 = 約12日
✅ 30年間で約912時間 = 約38日(1か月以上)
探し物だけでこれだけの時間を無駄にしたくない方は、今すぐ「整理」を考えてみませんか?
今回は、探し物の時間を大幅に減らす「整理」の基本ルールを紹介します。
探し物の時間を減らすための整理ルール
アイテムの数を決める

モノが増えすぎると、どこに何があるかわからなくなり、探す時間が増えます。そこで、
✅ 持つ量を決める(Tシャツは5枚まで、バッグは3つまで など)
✅ 引き出しや棚に入る量だけにする
など、アイテムの数を決めることが重要です。
アイテムの数の決め方
① まず、整理したい引き出しや収納スペースからすべてのモノを取り出します。
② 本当に必要なものだけを戻す(日常的に使うものやお気に入りを優先)
③ 不要なものは処分(古くなったもの、使っていないもの)
④ 迷ったものは「迷っているものBOX」へ一時保管し、一定期間使わなければ手放す
この方法を使えば、収納スペースにちょうどいい量が自然と決まり、モノの管理がしやすくなります。
しまう場所を決める

モノの定位置を決めることで、「どこにあるかわからない!」をなくしましょう。
✅ 使う場所に収納(ハサミはデスク、リモコンはテーブルの上 など)
✅ 種類ごとにまとめる(書類は1か所、充電ケーブルは専用ボックス など)
家族と共有するアイテムも、しまう場所を決めておくと探す手間が省けます。
しまう場所の決め方
① 基本は「使う場所に収納」
例えば、リモコンはソファの近く、ハサミはデスクの引き出しなど、使う場所に置くことで探しやすくなります。
②同じ種類は同じ場所に収納
例えば、書類はすべて1か所にまとめる、布類は同じ棚に収納するなど、アイテムごとにグループ化するとスッキリまとまります。
自分の家で使いやすいルールを決めることが大切です。
服の処分方法
整理を進めると不要なモノが出てくることも。そんなときは、適切な処分方法を選びましょう。
✅ 自治体のゴミ回収を利用する
✅ リサイクルショップやフリマアプリで売る
✅ 寄付やリユースサービスを活用する
処分方法を決めておくと、整理がスムーズに進みます。

FAQ【探し物で時間を無駄にしない整理術について】
- どのくらいの量を持つのが理想?
-
クローゼットや収納スペースの8割を目安にすると、取り出しやすくなります。
- すぐにモノが増えてしまう…どうすればいい?
-
「1つ買ったら1つ処分」のルールを徹底すると、増えすぎを防げます。
- 片付けが苦手でも整理できる?
-
まずは「使う頻度の低いものから減らす」「よく使うものだけを見える場所に収納する」など、小さなルールから始めるのがおすすめです。
- 家族が片付けてくれない場合は?
-
家族と一緒にルールを決め、ラベルや仕分けボックスを活用してわかりやすくするのが効果的です。
- 忙しくて整理する時間がない…
-
毎日5分だけ整理する習慣をつけると、無理なく片付いた状態をキープできます。
まとめ
探し物で時間を無駄にしない「整理」のコツ、まとめです。
- アイテムの数を決める
- しまう場所を決める
- 不要なモノは適切に処分する
この3つを実践すれば、探し物の時間を大幅に減らせます。
探し物に費やしていた時間を、自分の好きなことに使いませんか?
