娘 2人 が保育園に通っている頃、なんとか家事を楽にしたいと思いつくった、キッズハンガークローゼットのつくり方です!
食べ物や外遊びで服を汚すことの多い 小さな子供を持つママにとって、毎日のお洗濯は負担の大きい家事の一つ。
管理人も当時は、1日最低2度は洗濯機を回し、洗濯→干す→たたむ→しまう→洗濯…と繰り返しておりましたが、少しでも負担を少なくできないかと考えたのが、「子供服のかける収納」です。
それまでは、タンスにたたんでしまっていた服を、かけて収納すれば、洗濯物をたたむ時間がなくなるため、時短につながります!
というわけで、キッズハンガークローゼットを手作りすることにしました。
完成のイメージ
今回つくりたいと思ったのは、ウォークインクローゼット内に置ける大きさの、ハンガーにかかった子供服を掛けることができて、かつかんたんに移動もできる子供用クローゼットです。
出し入れは毎日なので、扉はつけずにオープンのタイプにして、せっかくですからかわいらしい見た目になればいいな、と考えました。
移動式にしたのは、お掃除がしやすいようにというのもありますし、いろんな場所にかんたんに移動できれば模様替えなどにも対応できるからです。

用意するもの
・シナランバー(上下左右の4面の板)
・ベニヤ(背板)
・輸入壁紙(又は、好きな布や包装紙などでも可)
・ポール
・ポールを通すブラケット×2
・キャスター×4
・小口テープ(シナランバーの切り口が気になる場合は同材の小口テープを貼るときれいに仕上がります)
・ビス
・電動ドリル(なければプラスドライバー)
管理人がつくったときは、 輸入壁紙は、以前お仕事で出た余りを使いました。その他の材料は、すべてホームセンターで入手。
材料の準備
まず、完成の大きさを決めます。
決めたらそれにしたがって、箱を構成する上下左右の板材シナランバーと背板のベニヤの寸法を出します。(板材の厚みも考慮して慎重に寸法をだしましょう。)
寸法が決まればそのとおりにカットをします。今回はホームセンターで板を購入した際にカットをしてもらいました。

ハンガーをかけるポールも、寸法を決めてカットをします。こちらもホームセンターでカットをしてもらえますが、種類によってはカットができないものもありますので、注意が必要です。
わからないときは店員さんに教えてもらいましょう。
今回、かわいい柄の輸入壁紙をアクセントでつかいましたが、壁紙でなくても、気に入った柄の布地や包装紙など、何か好きな材料を用意して、ベニヤと同じ寸法にきっておきます。

製作
材料を用意したら、つくるのは本当にかんたんです。
まずは、ベニヤに輸入壁紙を両面テープやのりなどで貼っておきます。

次に、天板の裏面に、ポールをとりつけるブラケット2つを適度な間隔で取り付けます。

実は、今回私が使ったのは「中間ブラケット」で、本来端っこにつける「エンドブラケット」ではありません。
エンドブラケットはポールの長さに対しきっちり寸法をきめてとりつける位置をださなければなりませんが、中間ブラケットの場合はポールが左右に動きますので、そこまできっちり取り付けなくても大丈夫(初心者でも難しくない)、という理由でこのようにしました。
あくまでも、「DIYとしての方法」として参考になさってください。
ブラケットをつけたら、ポールを通します。

ポールを通したら、上下左右の板をビスで留めて箱にしていきます。

上下左右をとめたら、背板のベニヤもビスでとめます。
とめたら、箱を上下ひっくりかえし、底面にキャスターをとりつけます。

キャスターがつけ終わったら、ひっくり返して完成です。

背板に貼った輸入壁紙がアクセントで、とてもキュートなキッズクローゼットになりました。
ウォークインクローゼットの中も華やぎそうです!
完成、その後
小口が気になりましたので、同じ材料の小口テープを買って貼りました。
そして、お洋服をかけた様子がこちら。

我が家は娘2人のため、ハンガーの色をピンクと白にして2人のお洋服をわけました。これで、子どもでもパパでもわかりやすくなります。
このキッズハンガーを、ウォークインクローゼットのパパのスーツやワイシャツなどがかかっている下に置いて使っています。
家事は時短、空間は有効活用、移動式でお掃除もしやすく、といいことたくさんです。
ぜひお試しください♪